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2008年12月

麻生首相の誤読?

突然ですが麻生太郎首相の「誤読問題」についての一考察。国会答弁で、ぶら下がりインタビューで、所々で麻生首相の「誤読」が話題(問題?)になっている。いままで国語力という面でやれ「首相らしくない、教養がちょっと…」など、一方問題発言がらみでは、首相の資質に欠けるなど、いかにも正統派の論評が多かったわけですが、ここで私のやぶにらみ的解釈。もしかしたら、首相自身ワザと言っているんじゃないか、と思ってしまったわけです。べらんめぇ調で例のダミ声の麻生氏ですが、これももしかしたら演出ではないかと密かに感じている。「生まれは良いが、育ちは悪い」と自身でしゃべっているのも、そう考えると合点がいくような気もする。たとえば「低迷(ていめい)」を「ていまい」と発音すれば、おのずと「ま」の部分にイントネーションがきます。「未曾有(みぞう」を「みぞゆう」といえば、イントネーションはどうかわからないが、「ゆう」の部分が聞き手には耳に残るでしょう。つまり、故意にいわば「麻生語」を発信することによって、聞き手に氏のキャラクターを含めた印象を強く残すための演出ではないかと…。少なくとも私には例のダミ声は印象的で、さらに言い間違えとされる数々の語は強い印象となって残ってしまっています。私は何も首相を擁護するつもりも、弁護するつもりもありはしませんが、「キャラ」が立ちすぎている麻生さんだったら、こんなことぐらい朝飯前かもしれません。

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裁判員制度のこと

先般、平成21年度(実際には5月21日開始)の裁判員候補者へ最高裁から通知が届いたらしいのですが、今回「辞退理由」についての速報がニュースで流れました。http://news.nifty.com/cs/technology/techalldetail/markezine-200812196161/1.htm

これによると、なんと辞退理由の第1位は「仕事が忙しい」というものだった。全体の辞退の理由のうち50.7%を占めているという調査結果には唖然とするものがある。と同時に「制度の不備」「説明不足」「そもそも国民の司法参加は必要か?」などという議論を考え併せると、むべなるかな、とも思われる。そもそも、「仕事が忙しい」ということについて、形式的に判断がつくのか、どうか(呼び出す方も、呼び出される?方も)。たとえば、開業医は一人で診療をしている場合、3日間裁判所へ行くことによる自身の不利益や、患者さんが被る損失は計り知れないものがある。この解釈は「職業」に限らず、どんな場合にも形式基準は当てはまらないのではないか、と私は思う。もちろん、ご自分の仕事(家事や育児、介護なども重要な仕事だ)は大事である。しかし、制度設計にあたり、多くの例外を認めるのは運用上の弊害を多く生む、ということは周知の通り。ここいら辺りが制度に対する国民の不満の核心ではないかと…。

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明年の干支は己丑

皆様のお手元にも既に来年のいわゆる「暦」が届いていることでしょう。私は歴関係は詳しくないし、実際興味もなかったのですが、先日ある読書会で講師の先生から勉強させてもらった事柄には大変興味が湧きました。来年の干支は「己丑(つちのと・うし)」ということで、前回の己丑は60年前、昭和24年だったということです。因みにこの年は、新年早々の1月23日に衆議院の総選挙、GHQ日本円に対する公式為替レート設定の覚書が調印(1ドル=360円となる)、行政機関職員定員法を公布(公務員の人員整理計画、6月1日施行)などがあったという。なにやら、昨今の状況に似ていなくもない…。また、火事や台風などの自然災害が多発した年でもあったようです。また、前々回の己丑の年は明治22年。この年も史実によると大火といわれる火事が多く発生したといいます。また日本最初の経済恐慌の端緒となった、とも教えられました。ここまで書いて、「歴史は繰り返す」というと、短絡的なのか、さて。しからば、字義からみると、どうなるのか。「己(き)」は、紀の字の省略で、己は曲がりくねって紊乱(ぶんらん)した糸の端緒を引き出して、その糸筋を正しく整理するという義を持つことから、「筋道を通す」ことを意味するということです。また「丑(ちゅう)」は、「母のおなかの中にいた嬰児が体外に出て、右手を伸ばした姿の象形文字だそうです。つまり、今まで曲がっていたものを伸ばすというところから、「始める」「結ぶ」「掴む」という意味をもつという説明でした。まとめると、己丑とは、屈折したものあるいは曲がっているもの、煩瑣なものを筋道を通して正しくしていく、ことを意味しているとのことでした。そして、先生曰く「歴史的にも今までの体制がひっくり返ることがあった」ということです。従来の因習に終わりを告げて、新たなる創造に向かって筋道をつけて進んでいくことが大事だと。…今回の読書会は、いろんな意味で諸々勉強になった。すこしでも、日常に生かしていきたいし、また側の方々にお伝えていきたいものです。

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